Mac版Make CSVの使い方

このソフトはCSVを編集するためのソフトです。

-使い方-

(1-1)既存のCSVファイルを開く

起動すると唯一のウィンドウが表示されます。
コンボボックスでCSVのフォーマット形式を選びますが、「自動判別」でも構いません。
ただCSVの自動判別は一行目の一文字目を見て決めていますので、"等の前にスペースがあると正しく判別ができない可能性があります。
そんな時はお手数ですがCSVで使っているフォーマットを選んでください。
選べるのは、(1)項目を何も囲まないでカンマだけで区切っている、(2)項目をダブルクォテーション""で囲んでカンマで区切っている、(3)項目をシングルクォテーションで囲んでカンマで区切っている、の3つです。
目的のファイルの「エンコード」を選んでください。
エンコードが間違っていると読み込めない可能性があります。
「CSV読み込み」ボタンをクリックして、編集したいCSVファイルを選びます。
この時「一行目は項目名」をチェックしていると、CSVファイルの一行目を列のタイトルとして認識しますが、表の一行目にも表示されてしまいます。
各項目のデータに"や'のクォテーションを含めることはできますが、それらが囲み文字と同じ場合はデータ項目の中で2個続いてないといけません。
但し項目を囲んでいるクォテーションは含みません。
例を挙げるなら、"ABC","DEF""G","HIJK"""という感じです。


(1-2)新規でCSVファイルを作成する

メニューから新規でファイルを作成できます。
新規でファイルを作成した場合は、CSVのフォーマットがカンマだけに設定されているので、保存する時に希望のフォーマットを選んでから保存してください。


(2)データの編集

「新規行追加」ボタンを押すと最後に追加されますが、各セルには初期データとして「add」と入っています。
これが入ってないと行が追加されたかどうかわかりにくいのでそういう仕様にしました。
編集する時は行を選択しエンターキーを押すと一番左の列の項目が編集可能状態となります。
そのセルの入力が終わったらタブキーを押すと右隣のセルに移動します。
これを繰り返していって、最後のセルの入力が終わったらエンターキーを押すと編集状態から抜けます。
「行削除」ボタンを押すと選択されている行が削除されます。
行が選択されていない状態で「行削除」ボタンを押しても何も削除されません。
メニューから行単位でのコピーができます。
ペーストは選択行の前に挿入するのと、最終行に追加でペーストすることが可能です。
列の追加や削除もできます。
列の追加時は列名はダミーのものが入りますので、一行目が列の項目名であれば一行目に項目名を入力してください。
但し一行目に列の項目名を入力しても、保存して再度開かなければ列名に反映されません。


(3)CSVファイルの保存

この時に読み込み時と違うエンコードを選ぶことも可能です。
「CSV保存」ボタンを押すとファイルの保存ができますが、この時にCSVファイルのフォーマットの変更が可能です。
この時に項目を囲むクォテーションと同じ文字をデータに含むときは気を付けてください。
その場合にはクォテーションを2個ずつの連続したものにしてください。